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昔書いた極卒グロ*キモチノワルイ表現有*
「極卒、極卒?そんなに恐い目で見ないでよ極卒」
極卒の身長、片手で握れる程の鉄の棒を、丁度胃のあたりにぐりぐりと押し付け、徐々に変わりゆく極卒の表情を楽しみながら此方の表情を崩さずに酷卒が笑う
「どうしたの極卒、もっと転がればいいじゃないねぇ極卒、極卒ったらねえ」
気の狂ったように名前を繰り返すと床に転がる極卒を何の情もありはしない、と軽くかかとのあるブーツで首をふみふみ、そのかかとでぐりぐりと皮が裂ける寸前まで足を捻り
ぐえっぐえっぐ えっぐえっ ぐえっぐ えっ ぐえっぐえっ ぐ えっぐえ っぐえっと、呻く極卒
「ねえねえねえ、何故喋らないの言葉を発しないの手足をバタバタさせないの、動かないのは兄さんが嫌いだから?」
それが気にくわなくて指を一本折ろうとしたら
「ああ、極卒お前逹麿だったんだね」
掴もうとした腕は、極卒の肩から外れて少し遠目に血にまみれて転がっており、もちろんもう片方の腕と脚もなかった
嗚呼これで手足をバタバタさせられない理由も転がれない理由もわかった
「‥なんで喋らないの‥‥?」
この使えない豚めと何度も何度も、何度も何度も何度も足の切れ目を蹴ってえぐり、何時からであろう
極卒の周りには大きな血溜まりができていた
数時間後
とうとう極卒は動かなく
なった
「最後に極卒が好きだった苺を食べさせてあげる」
もう動きもしない極卒に語りかけると、ゆっくりと口を開かせてやった
「あ」
舌がなかった
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