最終論法・“月と太陽”。

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「昔から…って… 初めて会った頃? 暁臣メッチャ睨んでたじゃん。 あたしも変わらないけど。」 あたしが首を傾げると 暁臣はあたしの肩を抱き寄せて 夜空を見上げた。 「…まぁ、仕方ねーか。 覚えてても微妙に複雑だし。」 って、ポツリと呟いて。 暁臣は眼差しをあたしに ゆっくりと戻した。 「お前が笑えば、俺も笑える。 恩恵を受けるって意味では “月と太陽”ってのは 一対なんだよ。」 ・
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