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そう言いながら
あたしの首筋から
這わされていく唇に
躰が反応して…
「っ…暁臣…ちょっ
せめて布団で…
ここ外…だよ…?」
「…懐かしいな。
最初もそんな事言ってた。
でも、“ここ”で…
抱かれたろ?俺に…」
低い声で囁かれる言葉に
あの日が鮮明に蘇って…
同じ場所だから…?
同じ月の夜だからか…
あの時から始まった…
暁臣と再会した
ーーー月の夜。
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