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あたしが呟いた言葉に
暁臣がスイッと起き上がり。
「勿論。
何なら二人目に限らず
三人でも四人でも。」
「…大家族でも目指してんの?」
「お前の躰に無理が
無い程度になら何度でも。」
「…人数の話?回数の話?」
暁臣はあたしのツッコミに
クスッと笑って。
「お前が居たら
俺は幸せだって話。」
その声を紡いだ暁臣の
漆黒の瞳が愛おしそうで…
あたしの心臓に
また大きな音を鳴り響かせる。
あたしは暁臣の言葉と共に
与えられる口付けに
静かに目を閉じた。
暁臣と寄り添える
この幸せを胸に抱きながら…
…END…
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