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神保の言葉に
内心、グッサリと
図星を刺されたような
気がしてしまい。
イイ事…とは正反対に
気分的には超絶ダークだ。
この数日、よく考えたら
結構、怒濤で密度の濃い
時間を過ごした結果。
「特に何もありませんけど。
神保先生、それ結構
セクハラです。」
あたしが放った言葉に
神保は目を見開いた後に
苦笑いしてから
頭を掻いた。
「いや、ごめんごめん。
槙村さん彼氏でも
出来たのかと思って。」
神保が語る言葉に
あたしは小さく息を吐いて。
「彼氏はいりませんから。」
あたしはそれだけ
呟いてから
更衣室に入った。
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