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ひとつのひかりと ひとつのやみ
“此処” には、それ等 のみが存在しておりました
ひかり は言い放った。
「我等が個たる身体を持っていたのなら 天土(あまつち)を作り出せると言うのに 」
ひかり は、わたしの代わりをと 一部を切り離した。それは一つの「個」となり漂った。
隣で やみ が其れを見、思った。
「個には知恵が足りない」
「そなたに私が心と力を授けよう」
創造 と 破壊の
光 と 闇 の
心 と 力 の
希望 と 絶望 の
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