ウォルドノハコニワソウセイキ

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“やみの個”は、光の声を聞いたそして―…あるものの目印をと。 天地を動かし始めると、天地は大きな光の周りを回り始めた。 「“ひかりの個”よ。これを“時間”と呼ぼう  “光が支配する時間”は“ひかりの個”が創造を “闇が支配する時間”は私が創造を」 ―“やみの個”は昼夜を分かち「時」を作り上げた。 そして、これを季節、日、年の目印ともした。 天地に、巡りが生まれた。
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