山の死闘

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一ヶ月後ぐらいだろうか? ただ、ひたすら超能力や空間把握の練習をして熱りが冷めるのを待とうとしていたのだがどういうここかばれてしまったらしい。まぁ所詮自分も学生であり、出来るだけ人に見られないようにだったり監視カメラに写らないようしていたが何処かで見られたり撮られたりしていたのだろう。ご飯を森で体ごなしや超能力を訓練しながら探していたら外が騒がしい事に気づいたのだ。そうして気づいた時には既に遅く山の周りを囲まれていた。自分は殺人快楽者ではない。無闇やたらと人を殺したい訳ではない。外の警官は100人ぐらいのような気がする。今の自分だったら倒せるだろうか?…多分可能だろう。エレキテルはかなりの電撃を扱えるようになった。体捌きもそれなりだろう。空間把握に至っては最初の半径5mだった把握できる場所が半径50mとなっている。ゆうに10倍である。じゃあ勝てるから戦おうというのも些かどうかと思う。いつも川に入ったり服を洗ったりしてるから普通の一般人に紛れても大丈夫だろうか。この山を出たら何処へ行こうか? まぁそんなの外の奴らぶっ殺してからでいっか。 こうして彼の最初の死闘が始まる。 警察side 「10人もの同級生を殺した戦先 (イクサキ) はここにいるのか新任」 「はいそうです。田沼警部」 「それにしても此奴は狂ってやがるぜ同級生を10人、さらに丁寧に刺した場所をねじっていやがる。思いっきり殺意あるじゃねぇか」 「さらには計画的な犯行、夜に移動して監視カメラがまず絶対に無い場所、人が少ない場所を選んで此処まで来てますからね。逆に監視カメラが一つも無い場所を通ってくれたからこそこの場所を突き止める事ができたんですけどね。」 「あぁそうだな。しかし本当に悲しい世の中になったものだ。学生が同級生を10人殺すなんてよぉ。そういえば、新任、作戦内容は覚えてイルカ?」 「もちろんです。決行は夜から、異例の発砲許可とこの騒動員数。上が"10人を「ナイフ」で殺した"と聞いた瞬間この慌てようです。俺ら下っ端には何も教えてくませんが、何かありますね。まぁ気を引き締めて行きましょう。」 「そうだな。死ぬなよ新任」
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