山の死闘

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いいもの見っーけ。これはいいぞ。この時俺の考えついた作戦は敵の撹乱または、敵の通信の傍受だ。この場合撹乱はばれやすいと思い俺は通信を無視して傍受することにした。 「ハハハッ」俺はつい笑うそれはあまりにも自分の良いようにことが進むので笑えてくる。だが、手を動かすのもやめない。そして、見つけたのはさっきの奴から剥ぎ取った物×3プラス無線機×3だ。ここからリボルバーを二丁を捨て、警棒も二本捨てた。これで、少し軽くなっただろうか。ずっとここにいたらバレるのでもう走り続ける。今の4人を倒してファンファーレは2回鳴った。レベル0からレベル1に上がるのにはヘルプ通りかなりの経験値が必要なみたいだ。実際今はもうレベル3だ。ポイントは6ポイント手に入れた。最初の10ポイントが初回のみだと分かる。だが、関係ないこのポイントの使い道は決めている。迷いなく俺は特殊能力の方から合成というスキルを取る。ポイント消費は5だ。少し多いが生き残るためでもある。合成の効果は非物質と物質をかけ会わせるのと物質と物質を掛け合わせる事でその物質の俺のレベルのようなものを上げる事の出来るものだ。 説明するより実践だこれで俺はハサミ×警棒×警棒をする。 すると、出来上がったのは無骨なレイピアであった。そして、最後に俺の能力のエレキテルの超高圧電気とレイピアを合成する。そして、できたのは……小型チェーンソー…が電気を帯びていたへっ? なぜ、という疑問もつかの間いきなり体の力が抜ける。ヤバイ。これはヤバイ。この超常現象系の能力は体力を対価として持っていく。これは俺のミスだ。後先考えないとこうなる。だが、ここで倒れたら終わりだ。頑張ってあの洞窟まで行くあの洞窟の奥まで行ければ休める。あの洞窟にもたくさんの罠を張っている。あの罠に一個も触れずに洞窟に入る道を知っているのは俺だけだ。俺はチェーンソーを持って洞窟に歩いていく。 どうにか誰にも会わず洞窟に行くことができた。まだ、俺の運は尽きていなかったようだ。俺はこうしてぐっすり眠った。次起きている時敵に殺されないことを願って。
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