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「マミ・セモポヌペの気絶を確認。勝者、レミ・ソフィスグレス」
『おっと、ここで勝者が決まったぁぁぁ!なんとどんでん返し。レミ・ソフィスグレスの勝利!これはスゴい。素晴らしい!』
『まぁ、当然だな」
俺は男の姿に戻り、レミの元に向かう。
『さて、勝者はなにか相手にひとつ要求できますが……いかがいたしましょう』
「え…えっと、考えてなかったなぁ……それじゃあ、もう私に手を出さないと誓ってもらおうかしらね」
レミはそう言いながら闘技場から降りる
「さて、帰ろうぜ」
「そうね」
「最初会ったときよりは随分と自信に満ちた表情だよな。」
「強くなったんだもの。いつまでもビクビクしてちゃ、格好悪いじゃない」
「そうだな……というか、魔力、解放しなくてもいいのか?」
「ええ、力は自分で手に入れる……それが私の力ならなおさら自分で手にいれなきゃ」
「…………そうか、まぁがんばれよ」
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