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『めっちゃ強いと思うよ。多分、本当に人類滅ぼせるんじゃないかな?』
「それはとてもとても面白そうだな………ん」
『ん?』
「へんなまーりょくっ」
不意に、学校の方で大きな魔力の気配を3つ感じとる
「………んー、これがホムンクルスか?」
『多分そうじゃないかな?』
「そうか……じゃ、行くとするか。丁度3つある。」
俺は、ノロノロと立ち上がってそう言う
「ユーリ、その前にお昼ごはーん」
「ああ、そういえば昼時だな。待ってろ、すぐに作るから」
ユウリsideend
レミside
まったく、あのバカったら……毎日、学校サボって……知らないわよ。
窓から外を眺める
「ねぇ、レミちゃん。次戦闘訓練だし一緒に行こうよ」
そうしていると、一人の女生徒が話しかけてくる
彼女は、ユカリ・アクアレイン。私の友達だ
マミ・セモポヌペの決闘の後、周囲の私をみる目も変わりこうして友達も出来た。そして何より
「レミさん、僕と付き合ってください!」
私の行く手を遮り、一人の男子生徒が方膝を着き告白してくる
「ごめんなさい。今急いでるの」
私は丁重にお断りして先を急ぐ
「まったく……嬉しいけど、これで何人目よ」
更衣室に着き、着替えながら呟く
「だって、可愛いもの」
「………私の使い魔には劣るけどね」
ただし女バージョンの
「あれは……もう別格だよ。可愛いし、何て言うか色気がね。私も見とれちゃったもの。正直、女として完敗だわ。相手は男なのにね……」
死んだ魚のような目でそう言う
「あはは……ほら、きっと良い人がいるわよ」
多分、学校中の女子がそんなこと思ってるでしょうね
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