【28】ハルカとカナタとハヤト

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「さーて、明日から職探し頑張ろーっと!!」 私は言いながらガバッと起き上がった。 「は?」 隼人も釣られて起き上がる。 そして、、、 「バカか! おまえの働き口はもう決まってんだよ!!」 「はあ?何言ってんの?」 「俺んとこ以外にどこに行くってんだ!!」 「うわっ!また始まった!! 言っときますけど、私は隼人と一緒に住む気も、働く気もないからねっ!!」 「おまえ、まだそんな事言ってんのか!?アホかっ!!」 「バカとかアホとか言い過ぎ!! 私はねー、自律した立派な女性になりたいの!! だから、隼人とは一緒に住、ま、な、い!!」 「あっそ!そこまで言うなら、毎日おまえん家に通って、濃密なセックスをしてやるぜ!! 恥ずかしくて住めなくなるまでなっ!!」 隼人が私にベッと舌を出す。 私は、ハアーーー、と大きなため息をついて、 「…そんなに私と住みたいんだ。」 ボソッと呟いた。 「……悪りーかよ。」 隼人も小さく呟く。 私はそんな隼人が何だか子供みたいで可愛くて、 思わずクスッと笑ってしまった。
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