狂愛輪舞曲 第14話

「それでも俺は本当に絵里を愛してたよ。だからどうしても自分のものにしたかった。でも絵里が俺に求めたのは疼いてたまらない身体を誤魔化す快楽だけで… 絵里が本当に抱いて欲しかったのは… ───ずっとアンタだ」「…え？」呆然とした青海に俺は容赦なく言葉を投げる。もう二度と… 絵里のように佐伯塔子を死なせたくないから。

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