誓い

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けれどこれは俺自身も ある意味大きな決断を する事になる。 専務を敵に回してしまう事で 何もかもを失うかもしれない。 それでも…。 「奈緒はこれからも 俺がずっと守る。 だからアンタが今、 守るべきなのは 奈緒じゃなく、 ──佐伯塔子なんだよ」 しばし続いた沈黙。 だけど正面の青海は その瞳を静かに伏せ 微笑んだ。
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