狭間
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…日向…? 心が乱れる。これ以上聞くなともう1人の私がストップをかける。 「渚ちやんのパパのお名前は?」 「直人だよ!お姉さん知ってるの?」 「ううん。知らないよ。」 うまく笑えてるだろうか… 今の私は、どんな顔をしてるんだろう… 「渚~!!」 遠くから呼ぶ声がする。 「あっママが呼んでる。またねっ。」 渚は走って行った。
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