第1章

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・・・あれ? ここはどこだ? 前方に扉が見える。 草の蔓の紋様が彫られた焦げ茶色の扉…。 どっしりとしていて素敵な扉だ。 周りは・・・もやもやとしていて記憶に残らない。 頭にあるのは、 「扉を開けなくちゃ」 それだけだった。 扉の前まで行き、ノックしてみた。 「どうぞ。」 澄んでいてきれいな女性の声。 私は恐る恐る中に入った。
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