第7話 流れ落ちたホシ

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そんな毎日を過ごしながらやってきた文化祭当日。 盛り上がる他の生徒達を後目に、私の視線はすぐに瑞希君の方へ。 ここぞとばかりに瑞希君の元へと群がる女子生徒。 普段から瑞希君の事を気にしていた女子達にとっては、この文化祭は格好の口実。 そんな女子達に嫉妬心を燃やす私。 瑞希君は私のものなのに! もちろんそんな事を口に出せるはずもなく、ただ彼が追い払うのを見届ける事しか出来ない。 「ねぇ、あんた」 「え?」 私の視線の前に立ちはだかった女子生徒。 明らかに威圧的な視線を私の方へ向けている。 その顔を見てわかるけど、多分彼女は何かに苛立っているんだろう。 「柚葉ちゃん、どうしたの?」
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