第7話 流れ落ちたホシ

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「ほらなんとか言えって!ほらほらほらほら!!」 何度もその足が私の身体に襲いかかる。 その度に上がるのは笑い声。 周りの子達は私が蹴られているのを見て笑っていた。 何が楽しいの? こんなの見ててなんで笑えるの? 「あんた駿君にどんな色目使ったのよ。駿君があんたみたいなクソブスビッチに好かれる意味わかんない!」 「わ、私は……何もして……ない……」 「うるせぇっつってんだろ!」 「きゃあっ!」 なんでこんな事に……。 今日は楽しい文化祭だったのに……。 瑞希君と楽しい思い出、いっぱい作ろうと思ってたのに……。
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