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「母子家庭なんだ。」
だからと言って大変なことはないけどね。
くだらない話はやめて、1番嫌いな英語を教えてもらうことにした。
1時間、2時間が過ぎ、外は暗くなって8時になっていた。
それまで教室が空いていたことがすごいけど、特に何も気にしないのかな?この学校。
勉強を終え、橋本くんから意外な言葉が出てきた。
「あ、もうこんな時間か、送ってくよ。」
は? 中学が一緒だったから降りる駅も一緒だし、家もたぶん20分くらいでつくと思う?けど。
さすがにいいわ。とおもって
「いや、1人で帰ります。音楽聞きながら歌いながら帰るの好きなんで。」
「そこまで拒否られるとさすがに傷つくよ。家近いと思うし。送るよ。」
これまた、顔が笑ってるけど目が笑ってない。
仕方なく?送ってもらうことにした。
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