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あ~兄貴遅いな…こんな暑い日にはガリガ*君が食べたいのに早くして欲しいぜ…。 あ、こんにちわ。俺、黒柳 一。 名前負けしている引きこもりです。 …自分で言っててかなしいな。 あ、紹介をみたならわかると思うけど俺、よく見るファンタジー小説の王道主人公を兄に持っている。 だからといって嬉しくなんかないけどな。 だって、周りからは比べられるし、あいつイケメンだし…とにかく最悪だ。 だけどそんな兄貴がブラコン気味なのを最近知った俺は、この猛暑の中コンビニまでガリガ*君を買ってこいとパシッたのだ。 あの王道主人公をパシれるなんて最高だろw 今頃汗を垂らしてだらしな…しまったあああぁぁぁ!!!! イケメンは忌まわしい暑さまでも味方にしてしまうのを忘れていた…。はじめ、一生の不覚orz ガチャ 「たっだいまぁ~!アイス買ってきたよ~!」 「おかえり…汗スゴイネ!ダイジョウブ?」 「大丈夫だよ!はい、アイス!!」(一が心配してくれた、一が心配してくれた、一が心配してくれた、はじ(ry ) くっそう、やはりか…この男、汗までも味方にしてやがる!! ここまでイケメンオーラが!!! 「あ、またアニメみてたの?」 「俺の嫁がいんだから当たり前だろ。イケメンが…チッ」 「あれ、イケメンって褒め言葉の方に分類されると思うのに、すごく貶され…ま、いっか」 いいのかよwww
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