面倒ごとの始まり

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琉璃side 俺は生まれつき体が小さくて、その上お母様が女の子の格好をして育ててきたから女の子のようになってしまった。 そのせいでこの学院では強姦の格好の的になっちゃう。 それを助けてくれたのが須賀颯斗君。 服を破られたのを見ると自分の上着をかけてくれて、あっという間に相手の先輩達を倒しちゃった。 綺麗な緑色、碧色の目をしてて黒い髪はサラサラと風に揺れる。 それから何回も強姦されかける度に助けてくれる。 それから、だんだんと須賀君のことが知りたくなってきたんだ。 調べると色々出てきた。 次期風紀委員長で外部生。 中等科には弟がいるらしく、転校生の立花君の幼馴染。 頭は普通らしいけど家庭科と体育はスゴイ成績がいいんだって。 所謂、平凡寄りの美形?らしくてソコソコモテる。 いつも無表情でクールで、カッコいい。 気がつけば須賀君を隠し撮りした写真は数百枚を超えてて、彼をプリントして拡大した抱き枕を抱き締めて眠ってる。 何とかして須賀君と仲良くなりたくて、修学旅行のペアを頼み込んでみたらOKを出してくれた。 周りの人が怖いのは本当のことだし。 須賀君になら襲われてもウェルカムだしむしろ俺が須賀君を襲いたいくらいだし・・・ 「わかった、琉璃。俺のことは好きに呼んでくれ」 「じ、じゃあ・・・は、颯斗君、で・・・///」 名前呼びの許可!?/// ヤバイ、今なら死ねる・・・/// でも、もっともっともっと颯斗君のことが知りたい。 何だか近頃、生徒会の親衛隊の何人かも颯斗君のこと狙ってるし・・・颯斗君は、絶対に渡さない! 琉璃side end
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