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もちろんノベリスタの仕組みは実戦的で、尚且つ入賞特典も「大人の都合」で無視される心配は一切ございません。
では、どこがエブリスタ大賞に近付いているかと申し上げると、審査基準が下手をすると人気投票になりかねないからです。
審査委員長がプロ作家で、最終的に入賞作品を選ぶ権限が審査委員長にあるならば、私の不安は単なる勘違いで笑って済ませられます。
心配している理由は、参加作品の売上金額が入賞の条件のひとつに組み込まれたら、間違いなくノベリスタは人気投票イベントに成り下がるでしょう。
なぜならエブリスタの図書券は当然サイトの中でしか使えません。
その売上高で作品の価値を決めるとすれば、サイトの中で人気と知名度が高い作品が必ずトップをとれます。
エブリスタを知らない、若しくは登録していない読者がわざわざ登録して図書券を使おうと思ったら、普通は人気や知名度の高い作品を選びます。
今はそんな事は起きていない様子ですが、もしも図書券の売上高で予選通過や入賞選考が行われたら、ノベリスタは本来の目的を果たせなくなってしまいます。
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