プロローグ

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「めんどくせーな」 不服を申し立てた俺に 高木が呆れたように笑う。 「脚立使わなくても掲示板に 貼れるのお前しかいねーんだよ。 文句言わずに早く貼って」 しぶしぶ椅子から立ち上がった 俺の隣で羽生もぼやく。 「ホントめんどくせー。 なんで僕が受付なワケ?」 「当たり前だろ? 羽生が受付すれば 女子生徒が俺たち3年に 興味持ってくれるもん」 …なんだそれ。
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