懐かしい温もり #3

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懐かしい温もり #3

 手をちらちらと振り乍、擁耀が言った。そして、そのまま切れ目に飛び込んで行った。  恢濫は切った空間の反対側に居る為、目の前の場所で擁耀が消えた様に見えた。 『擁耀は悪趣味だな』  溜息ながらに呟き、恢濫も空間を裂いた。そして、そこに入っていった。
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