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手のひらのわずかなふくらみの感触は体のどの部分よりも柔らかく、指先が突起に触れた時、リオちゃんの体はビクリと反応して自分の脳からは脳汁が沢山あふれた。
嘘だろうと思いさわっている自分の手を凝視してみる。
と、胸には血管、毛細血管まで透けて白く、濡れた金魚すくいの網のようで、触る力が、自然と弱まった。
バスローブの紐に手をかけて解くときに、蟹や海老が旨いのは、きっとこういうことなんだろうという神からの掲示を受け、神に感謝をしながらバスローブをゆっくりと脱がせる。
はだけたバスローブの中身。少しだけ膨らんだ先にある、乳首の小さなおっぱいに情緒と趣を感じる。
塩を薄く盛った大きなお皿。その真ん中に牛一頭から僅かこれだけしか取れないという希少部位がチョコンと載っているかのような、そんな新鮮な牛肉のような色の乳首。
口に含んだ瞬間、世界の王になれたような気がした。
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