ローグリエントの翡翠

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「俺はシャスタだ。…じゃあイライザ。まず今、ひとつ質問するが」 シャスタが怪訝な目線を送るも、イライザの顔は涼しいままだ。 「さっき、俺を押し倒して衝撃から守ったんだよな。そのあと、"あの波動を浴びては立てないだろう"と言ってたが、…波動とは、なんだ?」 シャスタは、お前は何者だ、言っている意味を教えろ、あの力はなんだ、と色々突っ込みたかったが、それよりも先ず、村から上がった炎と轟音の手掛かりを知りたかった。
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