第4章

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キィーーン 窓の外を見れば澄み渡る青空 少し下を見ると白くたなびく雲 横を見ると背もたれを限界まで倒して爆睡している春 そう、私達は新入生歓迎会の開催地である無人島に向かうため飛行機に乗っている 春「....んぁ........ふへへ....」 亜「........気持ちの悪い笑い声をこぼさないでいただきたいのですが」 悠「ぶふぉwww寝てる人に文句言う亜花里かwわwいwいwwww」 亜「ころす」 悠「ごめんなさい」 亜「黙って前を向きなさい、もうすぐ到着ですから」 悠「はーい」 ――まもなく、着陸体制に入ります。シートベルトを着用し、着陸体制にそなえてください。―― 亜「ほら」 悠「はいはーいww」 亜「春、起きてください」 春「............」 亜「春!!」 春「あと5分~」 亜「........」 悠「ん?あれ、なんで拳振り上げt『ガンッ』......」 春「ゴフッ!!」 悠「あwwww」 亜「ふぅ......」 春「」 悠「春氏が別の意味で眠りにつきましたwwwww」 亜「さっさと起きないからです..春も、下手な寝たふり止めて起きなさい」 春「はい」 亜「もうすぐ着陸ですので、テーブル戻してシートベルトしめてください」 春「はーい」 悠「ねぇねぇ亜花里ってこんな色っぽいパンt「クソ変態レズ馬鹿死ねスカート捲るな」....www」 楽しい楽しい 苦しい苦しい 悲しい悲しい ................................... ――――こんなワタシなんて...消えてシマエ....―――――― ―――――亜花里ぃぃぃ!!!!――― ―――― ごめんなさい ――― ................ 波乱の新入生歓迎会の幕開け........
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