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平成25年3月。
イボ痔だと思って、市販の塗り薬を塗っても治まらない。
それどこれか膨れて痛くて排便の時、トイレットペーパーに血が付く。
どうしても痛くて、かかりつけ医に行ったら、隣駅近くにある肛門科がある病院を紹介された。
どうしても1人で行くのが怖くて、ダンナに休みを取ってもらい一緒に行く。
名前を呼ばれ、お尻を出して先生に見せる。
「麻酔して切って縫って終わるから」
そう言われて、いくらかかるのかとか、ダンナも呼んで貰い、話を聞く。
5千円ぐらいですと言われて、ダンナが…
「じゃぁ切ってください。」
そしてまた処置室に…
ただでさえ痛いのに、局部麻酔がすごく痛くて、痛いいたーい!と終わるまで叫びまくる。
怖くて大人しくしてたら…
「はい、終わりました。
話がありますので、旦那さん呼んで来て」
そう言われてダンナを呼び診察室へ。
先生「イボ痔だと思って切ったら、肉腫だったんで、検査に回します。明後日また来てください。薬出しときましたから」
肉腫?
その時は私はまだ何もわからず、ただ痛みと怖さから解放された安堵でいっぱいだった。
ダンナが会計を済ませて、薬局で薬もらってから、近くのダイソーでガーゼやサージカルテープを買って帰ってきた。
ただうちはウォシュレットではないので、排便したらお風呂場でお尻をシャワーで洗ってガーゼをつけてた。
1日置きに消毒に通った。
検査の結果が出た。
先生「すごく珍しい病気でね、顆粒細胞種と言うのでした。
幸い悪性ではないから、また膨れたら切るから来てください」
私はどんな病気なのかわからず、ただ不安で家に帰ってから泣いてた。
ダンナが帰ってきて、もらった検査結果を見せて泣いた。
この時はまだダンナは気分屋で、Twitterでは私の悪口を書いてたし、必要以外会話は無かった。
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