170人が本棚に入れています
本棚に追加
/1782ページ
おおごとになった
総合病院の日、朝一だったので、駅まで歩いて行き、ダンナが病院までタクシーで行こうと言ってタクシーで病院に行った。
紹介状有りで受付をして皮膚科へ。
総合病院では、呼び出し機を持って、呼び出し機がなり、○番診察室に来てくださいみたいな感じの表示が出る。
入ったら女医さんだった。
先生は皮膚病手術もしてる先生も呼んでるからと言われて、とりあえずお尻を出して見せると…
「これは範囲が広いね~。
痛くはない?」
「痛くはないけどむず痒くなります」
そこにこれから皮膚科主治医になるK藤先生が来た
「あ、先生、結構大きいんですよ~」
「あ~腫れてるね、MRIでしっかり調べよう。旦那さん呼んで来て」
そこでダンナが呼ばれる。
「旦那さんは見た?見てないなら見る?」
「いえ、見なくて大丈夫です」
「もうお尻しまって、こっち来て~」
私はお尻しまって、イスに座る。
K藤先生が説明をする。
「あのね、顆粒細胞種は根っこまで取らないと、何度も再発するから、入院手術は決定です。」
まさか入院手術になるとは思わなかった。
ここでダンナは珍しくて大変な病気だと、やっと理解する。
ダンナは帰ってから金は出すから病院は1人で通って決めてくれと言った。
それから月末にMRI撮って、2週間後結果を聞きに行ったら、K藤先生の予想通り、肛門の筋肉にまで細胞が伸びていた。
そして12月25日クリスマスに外科。
優しそうな穏やかなT間先生にベッドに寝て、お尻見せてと言われて、お尻出した。
「麻酔塗るからね~」
その言葉の後、指が入ってきて泣き叫んで暴れたが、T間先生が納得したら抜いてくれて、麻酔も拭いてくれた。
「肛門切除するから、人工肛門を作ります」
意味が分からなかった。
簡単に絵に描いて説明してくれた。
最初のコメントを投稿しよう!