入院日

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入院日

ついに入院日。 平成26年2月7日。 朝ご飯食べて、甘いカフェオレ飲みながら、飴舐めながらタバコを吸ってた。 ダンナにお義父さんから車借りれた?と聞いたら、連絡無いから行ってくると実家へ行った。 その間に私は着替えて、リラックスしてた。 あぁ退院までタバコ吸えないのかぁと思いながら…。 10時までに入院受付なのに帰ってこない。 遅れてもイヤだし、ダンナにメールした。 もうそろそろ出ないと間に合わないから、タクシー呼んで行くよ。 しばらくして帰ってきて、タクシー呼んで行こうと言うので、タクシー会社に電話して来てもらった。 カフェオレも惜しむように飲み、タバコも惜しむように吸った。 タクシーが来て、ダンナが荷物をトランクに積んで、私も惜しむように家を出た。 その日はすごく天気が良かった。 病院に着き、トランクの荷物もおろしてもらい、入院手続きをして、5階の部屋に案内された。 すぐクローゼットにパジャマや肌着やバスタオルやタオルは出し、下着とか靴下とかはカバンから取れるようにして、ダンナもテーブルの上に出して並べてくれたり、お風呂セットと塗り薬と生理用ナプキンはクローゼットにしまって、私はパジャマに着替えて、着てきた服はカバンの中へ。 テレビ台兼冷蔵庫に麦茶入れて、引き出しに入院案内とか日記手帳とか化粧水詰め替えとか塗り薬とか小説を入れた。 内分泌の主治医が来て挨拶されて、カフェオレと飴とタバコは持って帰ってくださいと没収された。 ゆっくりする間もなく、検査へ。 ダンナは没収品を一旦持ち帰って、また来るよと。 バーコードが付いたリストバンドを付けられて、検査に行った。 戻ってきたら食事が用意されてた。 この日から思い出と退院後の役に立てばと病院食は毎回写メってグリーのアルバムに載せて、日付と朝昼夕をタイトルにして、本文にメニューを書いた。 そして私の入院生活は始まりました。
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