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「あの、つ、つまり、それって… …ひゃぁっ!!」
あたしの上に、跨った!!
に、逃げられない…!!
新谷はあたしの背中に手を回し、
ワンピースのファスナーを下ろしにかかっている。
そんなぁっ、心の準備がっ、まだ、できてないよーーー!!
「や、その、新谷、じょ、冗談……」
「――…な、わけないだろ、その手、邪魔」
あたしは新谷の手首を掴んで
その先に進もうとしている彼を阻んでいる。
「待っ… 」
「それに、不安なんだろ? だから俺が今から証明してやる」
「え…?」
「俺と寝れば、嫌でもわかるだろ」
止まっていた新谷の手が再び動き、
ワンピースが上半身から引き離され、慌てて両手で前を隠す。
「や、いや、だめ。 だ…って。 い、今?」
回転ジェットコースター並みの急展開に、
あたし、ついていけてないんだよ。
「じゃ、いつするの? 今でしょ?」
そこ、流行にのらなくていいからーーー!!
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