第15話

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何度も絡みつく舌先。  強烈な陶酔感を味わったあたしは、 体に火がつけられたみたいに激しく燃え上がり、 もっと、新谷が欲しい、と、欲情し―――… 腕を新谷のうなじにまわしたとこで、唇が離された。 「最初に言っとくけど、今日は、前みたいに 途中でやめる気はさらさらないからな」 新谷は念を押しながら、ブラのホックに手をかけた。 「いいよ、今日は、あたしをめちゃくちゃに抱いても」 あたしがくすっと笑うと、 「言ったな?」 新谷はあたしの腰に手をまわして上体を引き起こした。 「おまえ今、爆弾発言、投下したぞ。 泣いて嫌がっても、もう、絶対やめないから」 髪の隙間をかいくぐり、 脳をツボ刺激するように少し荒々しげに指先で頭皮を掴みながら 強気発言を言ったけど、 あたしが本気で嫌がれば、 新谷は絶対に無理矢理することなんてないくせに。
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