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何度も絡みつく舌先。
強烈な陶酔感を味わったあたしは、
体に火がつけられたみたいに激しく燃え上がり、
もっと、新谷が欲しい、と、欲情し―――…
腕を新谷のうなじにまわしたとこで、唇が離された。
「最初に言っとくけど、今日は、前みたいに
途中でやめる気はさらさらないからな」
新谷は念を押しながら、ブラのホックに手をかけた。
「いいよ、今日は、あたしをめちゃくちゃに抱いても」
あたしがくすっと笑うと、
「言ったな?」
新谷はあたしの腰に手をまわして上体を引き起こした。
「おまえ今、爆弾発言、投下したぞ。
泣いて嫌がっても、もう、絶対やめないから」
髪の隙間をかいくぐり、
脳をツボ刺激するように少し荒々しげに指先で頭皮を掴みながら
強気発言を言ったけど、
あたしが本気で嫌がれば、
新谷は絶対に無理矢理することなんてないくせに。
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