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「はぁーい…」
返事をしながらベッドから降りてフラフラと部屋で着替えを…
「お邪魔しましたwwww」
前回はこれでビンタをもらったので瞬時に部屋を出た。
「では行きましょうか」
着替え終わり、シャンッとした様子の姫様ーアイシャが出てくる。
部屋を出て先ずは食堂へ朝食を食べに行く。
その途中に、レンを除いたいつものメンバーが揃って、談笑しながら入る。
ザワッ…
すでに慣れたとはいえ、人が多いところではものすごく注目される。
なんたってこちらは、この国の姫様と五大貴族の子供。
それに、あんまり認めたくないけど、俺も一応イケメンの部類だとは思っている。
だから騒がれるのは仕方ないし、いつものことだ。
いつものこと…なのだが…
今日は何かが違う。具体的には視線の種類が。
いつもは、羨望や嫉妬、敵意などが大半なのだが、今日は殆どが敵意の眼差しだ。
多分今日の放課後の事だろうなwwwいやぁ楽しみ楽しみwwwww
なんて思いながら周りを目だけで確認。俺を見てニヤニヤと嫌な笑いをしてる奴を特定。
U☆ZA☆I
「【グラビティ】」
誰にも聞こえないように小さく魔法を放つ。
すると…
ガシャッガシャシャッガッシャン!!
「?どうしたんだろ?」
「さあ?食器でも落としたんじゃねえか?」
フーネの質問に ガイルが無難に返す。
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