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空いてる席…?
前に俺が来た時は机と椅子がふえてたけど、今回は増えてない。
教室をよく見れば、アイシャの隣の席がぽっかりと空いている。
そこに座るのかと思いきや…
「ユウさん?退いてくれますよね?」
「イエス・マムwwww」
俺の所まで一直線でしかも退くのが決定事項wwwwwwww
俺も別にいいから退くけどさwwww周り見てみろよwwwww全員ポカーンとしてっぞwwwwwwww
「ああ、言い忘れてましたが私」
レン、じゃなくて今はボローかwwwwの隣に座った瞬間、アヤさんがボローに寄りかかり、
「この人の使い魔ですので」
言いおったwwwwwwwww流石レンの使い魔wwwwwwwww
「う、嘘だっ!そんな奴が人型になれる使い魔なんて召喚出来るわげぼぁ!」
とうとう、堪えきれなくなったのか男子生徒Aが叫び…アヤの魔法で吹き飛ばされたwwww
「我が主を侮辱するとはいい度胸だな、小僧」
魔法を放った体勢のまま、アヤがひどく冷たい声で話しかける、が。
男子生徒、気絶してますwwwww
レン、じゃねえや。ボローも気付いていたのか、アヤの肩に手をおいて宥める。
「まあまあ、その辺にしといてやれって」
「あら、そもそもレンがそんな物着てるからいけないのよ?」
「だからこれには事情があってな…?」
後ろの方でそんな押し問答が開始され、ようやく周りも復帰する。
担任が男子生徒を保健室まで運びに行き、本来なら質問タイムが始まるはずの時間はお通夜みたいな雰囲気が流れるのみだった。
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