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振り向くと、やはりと言うべきか先程の青年。
特に拒む理由も無いのでどうぞ、と促す。
「すまないね ・・・よっ、と」
青年が座るタイミングを見計らったようにドアが閉まり、ゆっくりと走り出した。
アーク型神姫が胸ポケットから飛び出ると、肩に掛けた鞄の中へ。
暫くすると1本のスポーツドリンクを持って出てきた。
「はい、マスター これでも飲んで息を整えてください」
「ありがとうテミス」
どうやテミスという名らしい神姫が笑顔でいえいえ。と答えた。
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