第二章

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振り向くと、やはりと言うべきか先程の青年。 特に拒む理由も無いのでどうぞ、と促す。 「すまないね ・・・よっ、と」 青年が座るタイミングを見計らったようにドアが閉まり、ゆっくりと走り出した。 アーク型神姫が胸ポケットから飛び出ると、肩に掛けた鞄の中へ。 暫くすると1本のスポーツドリンクを持って出てきた。 「はい、マスター これでも飲んで息を整えてください」 「ありがとうテミス」 どうやテミスという名らしい神姫が笑顔でいえいえ。と答えた。
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