王道ってなんぞや

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1、副会長の作り笑いは見破らないこと。 2、初めて会った人の下の名前をすぐに呼ばないこと。 3、もし、仮に誰かにいちゃもんをつけられてに変に抵抗するのではなく悔しくても我慢すること。 4、…etc そこまで読んだ織夜はノートをパタンと閉じた。 「メンドくさっ。気持ち悪っ。」 まるでゴミを見るかのような目でそのノートを見つめ、何事も無かったかのようにそれをそっとカバンの中にしまいこんだ。 その後もずっと立って門が開くのを待っていたがいっこうに開く気配が無い。 どうすればいいんだ。 門を飛び越えればいいのか? 頭の中で考えがぐるぐると回る。どれがいいのかと最善を考えた。 体力は使いたくない。 ついでに頭も使いたくない。 なぜならめんどくさいから。 「…まあいっか。待ってよう。」 考えた結果門が開くまで待つことにした織夜はついにその場にしゃがみこんでしまった。 そして、いきなりそれにしてもでっかい建物だなー、と呟きだした。
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