第1章

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「おはようございます」 今日二度目の挨拶 「おっはよー」 店長が何やらニヤニヤしていた 「どーしたんです?」 私はバイト服に着替えながら聞いた 「いやーね?まーね?」 うわぁー 嫌だー 店長が... 「おはようございまーす」 「笹神くーん」 あ、笹神さんだ。 「店長なんすか?その顔」 笹神さんは、20歳の大学生 私より全然前に入った バイト先輩。 ここの店長は若くて えっと...たぶん、まだ20代だったはず? 「聞きたい?聞きたい?」 テンションの高い店長が 笹神さんに近寄る 「どーせ、パチンコで勝ったかなんかっしょ」 笹神さんはかるーくあしらった 「・・・」 店長、図星。 あ、パチンコで勝ったんだ、、、 「おはよう、ゆきちゃん」 笹神さんが笑顔で言った。
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