第1章

9/9
前へ
/9ページ
次へ
「休憩入りまーす」 やっと、お昼の休憩だ 今日は日曜日だから ちょっと、お客さんが多い。 「日曜日とかは休みの日は お弁当とか、買う人多いから大変だよね」 一緒に休憩入った笹神さんが話しかけてきた。 「ですよね、お弁当だと多少時間かかるから 後ろにどんどん人来ると 焦っちゃいます」 「慣れたらどーてことなくなるから 頑張って慣れていこ」 大人な笹神さんはすごいって ホントに思うけど... 「・・・」 「・・・」 目の前の人は ホントに大人なのか心配になる 「店長ー?」 「・・・」 椅子の上で体育座りして こっちを見ない店長。 「まだ、膨れてるんですかー?」 笹神さんがフォローにまわっ... 「店長そんなんだから ゆきちゃんに冷たくされるんすよー?」 てない。 「ち、違いますよー!」 私は慌ててフォローへ 「嘘だ...」 小さい声で、子供みたいにいう店長。 「ほ、本当ですよ?? 店長はかっこいいし、 大人!て感じがすっごくするから 緊張しちゃっただけです!!」 なんだか、自分で言ってて 意味がわからなくなってきた... 「?!」 店長がキラッキラした目で こちらを振りかった 「ホント?」 「ホントです!」 えへへーやっぱりー? そんなことを言いながら 機嫌を直したっぽい店長は パソコンと向き合い始めた よし、なんとか、 店長の機嫌を直せた
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加