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「葵ちゃーん!!やばい!ちょーびっぐにゅーす!!!!!京夜に彼女ができたってー!!」
教室にはいって一番はしっこの席にいる葵ちゃんに声をかける。
京夜が!あの京夜が彼女できたって?
「おー、良かったねー」
いつもののらりくらりとした葵ちゃんだ。
葵ちゃんは、2年から仲良くなった子だ。
「まじびっくり!驚いたを超えたわけですよ!」
「あんた、ちょっと面白がってない?」
うん。その通り。その通り。
なんか嫌だったんだよね。最初は。
彼女いたらさ。
この関係がぶっ壊れる感じがして。
でもたぶん、変わらない。
変わらない。
絶対大丈夫。
「どんな子?」
「えー、知らない。」
興味、ないし。
私が興味あんのは、彼女のことよりも京夜に彼女がいるってことだ。
まぁ、多分可愛いんだろな。
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