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「僕健ちゃんと野球するためにこの町に戻ってきたんだ✨」
少年はびっくりしたような表情で凛を見る。
凛はしゃべり続ける…
「僕昔健ちゃんといっつも野球してたんだ✨でも…僕が転校することになったんだ…でもその時に約束したんだ…僕は日本一のバッターになって健ちゃんは日本一のピッチャーになるって✨
健ちゃんどこの高校行ってるか知らない?」
少年はさらっと答えた…
「あいつなら緑北(みどりきた)高校にいるぜ」
「ほっ本当⁉✨」
「あぁ…そこの角を曲がったらすぐだ」
「あっありがとう✨
良かったら君の名前教えてくれない?✨」
少年はこういった…「今言わなくてもいずれわかるぜ…」
そのときちょうどトラックが遠ったため少年の声はかきけされた…
「えっ💦なんて言ったの?」
凛はもう一度いっただが少年は…
「なんもねぇよ…早くいけば?‼」
凛は不思議だなぁと思ったが早く健太に会いたかったからその場をあとにした…
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