0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
従姉妹は養女だった
ずっと知らなかった
彼女も知らないものだと勝手に思ってた
だけど、中学にはいったころ
彼女の笑顔が消えた
養母は夫である伯父を繋ぎとめる為に子供を得た
いつも酔っ払ってご飯のしたくもせず、
バクチ三昧 伯母の家族はヤクザだった
今思うとなぜ、
彼女が知らないとは思い込んでいたのかが不思議だ
一人娘なのに きている服も清潔だが粗末で
丈をギリギリまで伸ばして何年も着せていた
子供に金をかけたくなかったんだろう
酒とバクチに忙しい母親は
彼女は母親が死んだ時には泣かなかった
おそらく母親に告げられていた
最初のコメントを投稿しよう!