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今日は色んな事があったなぁ
新しいクラスになって
告白されて
稔に取られていたパンツを返してもらったことを伝え
落ち込まれた
一体、今日だけでどれだけ心が乱れただろう
そんな事を考えながら
僕は眠気に身を委ね、意識を手放した
チュンチュン
ガサゴソ ガサゴソ
「んっ…ん?」
僕は違和感を感じ目を覚ました
時計の針は朝の6時を指していた
「…もうちょっと寝よ」
僕が二度寝しようと目を閉じようとした時
僕の背中から圧倒的な違和感を感じた
ソォっと僕は後ろを向く
「うっ…んぁ、んんー」
「何故稔が僕のベットで寝ているっ!?」
「お姉ちゃん…」
「何だ稔?言い訳なら聞かんぞ?」
「お姉ちゃん…の…パンツが一枚…スヤァ」
「寝言かよ!そして、僕のパンツを数えるなっ!」
稔は幸せそうに眠っていた
幸せそうに寝ている稔を見ているとこっちまで幸せな気持ちになってくるから不思議だ
「…よし、ご飯作ろうかな」
僕は二度寝を諦め
少し早いが朝ご飯と弁当を作りに台所へ足を運んだ
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