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僕は神原 秋乃 (かんばら あきの)
女っぽい名前だが
頭脳明晰、スポーツ万能、そして、何より男らしい筋肉を身に纏ったイケメン高校生
はぁ、今日から高校二年生になるってのに、また女子にキャーキャー言われながら、学校に登校す…
「おい秋、お前さっきから何をブツブツ言ってんだ」
「あれ?智也?まさか僕、口に出してた?」
この男は春野 智也(はるの ともや)
背も高く、少しゴツいが結構モテる奴で僕の親友だ
「もう、口に出てるなら出てるって言ってよね!まぁ、本当の事しか言ってないから別にいいんだけどね」
フンっ!と堂々と僕が言う
「真逆だろ?」
そんな僕の言葉にこんな事を言ってくる
「真逆じゃねーよ!」
やっぱりさっきの親友っての撤回する
こいつは通行人Aだ
「だってお前、スポーツは一つを除いて並程度だし、華奢な体格だしよ、何よりバカじゃねーか」
誰かこいつに通行人Aより下の称号を与えてくれ
「あれ?待って、じゃあ、僕がイケメンってことは認めるの?」
僕は少し興奮しながら智也に聞いた
「言うまでもないだろ?だって…」
ニカァっと、気持ち悪い笑顔を見せてきた
「お前がイケメンな訳が無いだろ?」
智也がそう言った途端、僕の身体は軽くなった
「おわっ!危ねっ!」
「チィ、避けやがった」
後もう少しで奴の目を潰せたのに
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