愛の記憶～まあさの記憶～

合コン!?

その後、1時間くらいして俺たちは店を出た。

りさこは須賀屋ととくちゃんと帰り、俺は1人で帰った。

……この日から3か月後の今日、俺は西村と沢口と居酒屋で飲んでいたのだ。

「高岡～まあさちゃんとの合コンもう1度開いてくれよい!」

「その時は、須賀屋先輩も呼んで下さいよ!!」

……俺は2人のためにもう1度合コン開きたいのだが、とくちゃんと須賀屋はあんまり2人のことをよく思っていないのだ。

須賀屋は高校3年の時に俺とりさこの号外ニュースを掲示板に貼られて以来、西村と沢口が大嫌いらしい！

とくちゃんは西村と会いたくないらしい。この前の合コンでずっと見てきたからと言っていた。

……他にもありそうだが。

「ま…また、今度な！俺、もう帰るわ!!」

俺は自分の飲み代をテーブルに置き、店を出た。

「高岡!!」

「高岡先輩!?」

俺は急いで帰った。