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俺は家に入って、部屋着に着替えた。
俺は電話の留守電ボタンか点滅してるのに気づいた。
(誰だろう?)
俺は受話器を取り、留守電ボタンを押した。
「も…もしもし、まあだよ!こ…今週の土曜日、ゲーセンに行こうよ?」
留守電はとくちゃんからだった。
とくちゃんとは月に1回くらい遊びに行っている。
……俺とりさこととくちゃんの3人で…。
(どうしようかな~その日はりさことデートしようとしてたんだけどなあ~)
俺は悩んでいた。
……俺とりさこはまだ……キスしかしたことがなかった。夜の方は……りさこと付き合ってから1度もない。
……9年間1度もない。
あの時
高校3年の時にりさこの胸を触って以来、りさこの身体には触れたことすらない。
……須賀屋にも相談したことがあるが、わからないと言っていた。
俺は須賀屋がなにか隠している感じがしていた。
(りさことデートしよう!!とくちゃんには明日、電話で断ろう)
俺はりさことデートすることに決めた。
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