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……ぷち同窓会が始まって2時間が経った。
「みやびさ~ん!」
「いま!したのなまえでよばなかったん?いや~!!」
「りさこ~!!すきだよ~!」
「た…たかくん!!みんな見てるから……」
じー
「……」
うぷ
「……」
みんないい感じで酔っていた。
「いいだろぅ~!りさこぉ~?」
「だめ!たかくん、飲み過ぎ!!」
俺はウィスキーの水割りを4杯とロックを1杯飲んでいた。
「あ~あん♪またん、夫婦げんかぁ~?羨ましいなぁ~ん!!」
須賀屋が茶化してきた。
(……夫婦!?)
とくちゃんが夫婦という言葉に反応した。
「みやも飲み過ぎだよ!!」
「しかし、2人は仲がいいですね~。ねぇ?西村さん?」
「お…俺、限界かも!?」
西村はそう言うと立ち上がり、口を手で抑えながら何処かに走って行った。
「西村さぁ~ん!どこに行くのですか~?」
沢口は西村の後を追って行った。
「西村くん!何処に行ったのだろう?」
りさこは心配そうに言った。
「トイレかぁ~外で吐いてると思うよぉ~ん!!」
ぐびぐび
須賀屋はビールを飲みながら、呆れた感じで言った。
「えっ!それっ危ないよね?」
「危なくないよ~ん!!ただ、たいへんなだけぇ~。自業自得だよん!!ねぇ~?たかっち?」
「た…たしかに!」
須賀屋の言う通り俺も自業自得だと思った。
とくちゃんに良いところを見せようとウィスキーのロックを5杯飲んだからだ。
しかも、1杯目は一気飲みをしていた。
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