第1章

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「ーーミツキ、そのままでいいからよくお聞き」 すぐそばから声が聞こえた 驚いて辺りを見回しても誰もいない 姿は見えないが、まるで隣に並んで話しているかのようにはっきりと聞こえる 「突然の話で困惑するかもしれない。私は君たちが神と呼ぶものです」 「……かみ…さま?」 「そう。話をするためには、土地の力の強い場所でなければいけないので、ここまで来てもらいました」 神様なんて今まで信じていなかったけれど、聞こえる声はなぜか信じられる 無垢な子供が素直に親の言うことに従うように、この声の言うことは間違いないのだと絶対的な信頼感がある 「君は女神候補に選ばれました。女神に相応しいか見極めるため、貴女に試練を与えます」

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