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「答えなさい!返答次第では…」
俺は無駄に上がった身体能力で麦わら帽子を被った海賊の物語に出てくる"六式"のうちの1つ"剃"という技を使い全帝さんの目の前に移動する。
なんか感動…
「落ち着きなされ」
全帝さんに軽くチョップする。
「いたっ」
「説明するから」
~説明中~
「…と言うわけだが?」
「まさか勇者召喚に巻き込まれる人がいるなんて…」
地球じゃ結構多いんだけどな。
物語のなかだけど。
「では私の過去を知っていたことについては?」
「俺たちのいた世界…地球には全帝さんみたいなのがいっぱい居たし…」
全帝さんはそんな馬鹿な!みたいなふいんき(なぜか変換できないwww)を醸し出している。
「まぁ物語のなかの話だけど」
「え?」
「そもそも地球には魔法はない。全部物語のなかの話だ」
なのになぜ地球から勇者が召喚されるのか?
そのうちわかるかな?
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