39人が本棚に入れています
本棚に追加
「なぁ、あいつらの事知ってるか?」
車から下りてきた男女を指差す翔太。
遠目だからよく顔が見えない。
だけど女の方は、さっきと同じ喪服姿であったためすぐに気付く事ができた。
「女の方はさっき喫煙所で見掛けたよ。」
「んっ、あれ・・・?
あの男の人、もしかして飯沼じゃない?
中学の頃とはちょっと雰囲気が変わってるけど・・・。」
香澄にそう言われ、俺と翔太は男性の方に目をやった。
最初のコメントを投稿しよう!