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「なぁお前、高校はどこだっけ？
お前は頭いいから、きっと大学にも行ったんだろ？」
中学を卒業して以来顔を合わす事のなかった飯沼に、物怖じしない翔太は次々と質問を投げ掛けていく。
「まぁな・・・。
俺は大雅と一緒。川高だよ。」
かつて北海道内の高校ではそこそこの上位ランクに位置していた川島高校。
俺の実家から程近い所に建つその高校に、亡き大雅やこの飯沼は通っていた。
今ではそのレベルは地域の過疎化と共にやや低下してはいるものの、この界隈の高校の中では断トツの進学率を誇っている。
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